拡散型圧力波治療器(ショックマスター)
この度、当院に欧州等のリハビリテーション先進国を含む世界65カ国で、注目を集めている最先端機器『拡散型圧力波治療器(ショックマスター)』を導入しました。
臨床・スポーツフィールドへ新たな選択肢をもたらした圧力波治療®
世界65カ国で使用されていた圧力波(拡散型ショックウェーブ)が 2015年に日本で初めて承認され、「ショックマスター」は、臨床・スポーツフィールドに新たな治療の選択肢をもたらしました。
今年、メジャーリーグへ移籍した大谷翔平選手をはじめ、多くのスポーツ選手にも使用されており、筋・腱の炎症による慢性的な痛みに悩んでいる方々に効果的な治療機器です。
主な特徴
全身の筋・腱の治療に有効
首から足底まで、ショックマスターの治療部位は全身の筋・腱の治療に有効です。
ショックマスターによる圧力波治療法は外科的手術が必要とされた患者様へのもう一つの新しい選択肢となっています。
圧力波の原理
コンプレッサーにより発生させた圧縮空気をパルス状に開放させ、ピストンがアプリケータにぶつかることで圧力波を生み出しています。
体外衝撃波治療器とショックマスターの違い(1)
体外衝撃波治療器(体外衝撃波疼痛治療装置)は患部となるターゲットの大きさが卵1個分程度の局所集中型で、尿管結石の体内破砕などに使用されます。
体外衝撃波治療器とショックマスターの違い(2)
拡散型圧力波治療器であるショックマスターは、焦点が無く、拡散するため、ターゲットが広範囲に及び、筋・腱の治療に適しています。
治療について
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1回の治療時間
2分~5分程度で終わります。
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治療回数
個人差はありますが、4~6回で治療効果を得る事ができます。
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治療の間隔
だいたい1週間の間隔を空けて治療を行います。治療をしてから組織が再生するまで1週間程度かかりますので、治療部位はお休みさせる必要があります。
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治療中の痛み
治療中は少し痛みを感じますが、徐々に痛みを感じなくなり治療終了時には痛みは軽くなります。
※まれに痛みが強くなることもありますが、徐々に軽くなります。
効果が高い症状
- テニス肘
(上腕骨外側上顆炎) - 野球肘
(上腕骨内側上顆炎) - ばね指
(弾発指) - 五十肩
(肩関節周囲炎) - ジャンパー膝
(膝蓋靭帯炎) - ランナー膝
(腸脛靭帯炎) - 腱鞘炎
- 足底筋膜炎
- 石灰沈着性腱板炎
- 膝蓋腱炎
- 慢性的な腰痛
- 頑固な肩こり
- オスグッドシュラッター病
- アキレス腱炎等