胸郭出口症候群について
猫背やなで肩、重労働、オーバーヘッドスポーツなどにより上肢の運動を司る神経叢や血管が圧迫され上肢の痺れ・痛み、重だるさ、頸肩部の痛みなどを生じる病態の総称です。圧迫される部位により、斜角筋症候群・肋鎖症候群・小胸筋症候群に分けられます。
胸郭出口症候群の原因と症状
胸郭可動性の低下、呼吸補助筋である斜角筋群や小胸筋等の過緊張などが原因で圧迫を受けます。また、上肢の筋力トレーニングを行っている方でも症状が出ることがあります。
頸椎ヘルニアでも似たような症状が出るため鑑別が必要ですが各種身体検査を行い、ヘルニア特有の身体所見がなければ治療を行っていきます。
当院での治療方針
徒手療法、物理療法
可動性の低下した胸郭を徒手的に動きやすく誘導し、過緊張のある筋肉を緩めることで神経や血管の圧迫を軽減させていきます。
運動療法
日常生活の中で呼吸補助筋を過度に使いすぎないようにするため体幹部の筋肉を活性、姿勢を維持するための脊柱起立筋や肩甲骨周囲のエクササイズを行っていきます。
また、ほとんどの場合、背骨や肩甲骨周囲が硬くなっているので動きやすくするためのエクササイズも行っていきます。
胸郭出口症候群の事なら当院にお任せください
胸郭出口症候群は放置すると自律神経にも影響し、頭痛・立ちくらみ・不眠・胃腸障害を伴います。そうなる前にTSC八代整骨院にご来院ください。
貴方のご来院心よりお待ちしております。